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オススメといわれればいわれるほど豪快にスルーしたくなるヒネくれ世代のぼくらのための観光ガイド『BENCH』。大阪に、『また行きたくなる本屋』がありました。

PHOTO&TEXT:JUNYA KATO(PARK INC.)

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はじめてFOLKに行った季節は夏。
大きな川と小さな川が流れるこの町は
風があって、少しくらいは過ごしやすい。

たくさんの本に囲まれた1Fのレストラン。
そこでビールを買って、外に出て、飲む。
その時に見える川沿いの晴れ渡った空の感じが
秘密基地みたいに地下に広がるブックストアと
コントラスト。とても、気持ちがよい。

本をあまり読まないぼくらが、
また行きたいよねって言ってるのは、
おいしいビールとごはんが待っているから。
だけじゃあない。

 

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平日のランチタイム。
この『北浜』という街は、ビジネス街ということもあって、サラリーマンやOLたちがおいしいランチを求めて財布片手にさまよっている(製薬会社が多いらしく、ときどきカレーのにおいにまざって、消毒液の匂いもする)

でもそんなことはあまり関係なくて、
『本』は、少しだけ時間を操作する。

 

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あわただしいビジネス街における昼休みも、FOLKにながれる独特の時間に身を任せれば
きっとのんびり過ごせると思う。先日ぼくらが取材に行った時のBGMは『キセル』。
FOLKの空気にとてもとてもよく似合ってる。
※キセルを知らない人はぜひ検索してみて。

 

例えば1時間のランチタイム。せっかくなら有意義に使いたい。おいしい食事にコーヒー。上司にバレないようこっそりビールを飲むのもいい。それでも余った時間はゆっくり読書もいい。もしくは気になっていた本や、お気に入りの一冊を店の中から探してみるのも◎

 

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店内から地下につづく階段を降りると、
景色は一転して、まるで本好き店主の『書斎』に迷い込んでしまったかのよう。

あらあらしいコンクリートの床と白壁。

(壁の一部はウォールギャラリーとして、作家に貸し出している)

そしてたくさんの古本、雑誌。すべてが絶妙なバランスで均衡を保っている。

余談。トイレが地下にあるからトイレに行ったきりなかなか戻ってこない、なんて話もあるとかないとか。

 

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幅広いジャンル。そして絶妙なマニアックさ。店主・吉村氏が買い付けた本がベースとなり、まるで類が友を呼ぶかのように『ひと』と『本』がだんだんと集まって来る。そして店内のところどころに感じる『しなやかなこだわり』が、きっとこのすてきな空間をつむいでる。

 

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FOLK old book store & restaurant
最寄り駅:北浜駅
TEL:06-7172-5980
大阪市中央区平野町1-2-1 1F / BF map
飲食 11:30-20:00 / 物販 13:00-20:00
※日曜日はどちらも19:00CLOSE
http://www.folkbookstore.com

 

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